学会って必要?発表??論文???

query_builder 2022/08/04
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学会?

【学会について】

世の中には医学に関する学会は数えきれないほどあります。

整形外科関連だけでもおそらく数十を超えるのではないでしょうか?

日本整形外科学会

日本整形外科基礎学術集会

日本膝・関節鏡・スポーツ医学会

日本臨床スポーツ医学会

日本バイオメカニクス学会


まだまだたくさんあります。


学会というのはどうしてあるのか?

ざっくり言うと、医学の中のそれぞれ分野を学問として深く追求し、社会に還元するために存在するのでしょう。

「社会に還元しなければ意味が無い」と私個人的には思います。


学会発表すると、周囲から「スゴイね~」なんて言われますが、この時点では全くすごくは無いです。

学会発表のハードルは極めて低く、抄録(学会で発表予定の内容を文章で記載したもの)を学会に提出さえできれば可能です。

学会にもよりますが、体裁さえちゃんと整っていれば50%以上の確率で通る学会が多いと思います。

学会によっては30%を切るところもあるようですが、国内の学会では稀です。


学会で発表すると、一般の学会員や座長の方より様々な指摘や質問等があり、学会の場で議論します。

そこでの議論を踏まえて文章にしたものがいわゆる「論文」というものになります。


論文は先ほどの抄録と似て非なるもの。

学会独特の表現法や言い回し、グラフや写真の載せ方・・・

ルールを覚えるだけで一苦労です。

論文をやっとの思いで書きあげたら、学会に提出します。

そうすると審査員による「査読」が行われます。

簡単に言うと、ちゃんと書けているか?をめちゃくちゃ詳しく見られます。

審査員は学会にもよりますが、3名のところが多いです。

3名の審査員が論文に対してさらに質問を投げかけてきたり、

最も大変なのは、「この論文は不適」とされ、レジェクト(論文としての掲載は不可)される場合があります。

多くの学会は審査→再審査を何度か繰り返しながら「アクセプト(受理)」を目指します。

学会発表の何倍も大変です。


海外の学会で英語の論文ともなると・・・もう大変。

しかし、

こうやって、世の中の医師たちは切磋琢磨しながら日進月歩しているのです。

私も医学部医学研究科の人間なので、よく見ています。

本当に多くの医師は頑張っています。


学会で発表して満足するのではなく、論文を書いてきちんと社会に還元できる医療従事者・医学研究者にならなきゃですね。



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