揉み返し?【施術後、数時間経って体が重だるく感じたりすることがある】

query_builder 2022/12/15
膝肩こり腰痛関節地域情報

【施術後の揉み返し?】

私たち治療家が施術を行うと、必ずと言って良いほど(施術を受けた側の)お身体に変化が生じます。

関節や神経付近を施術すると数時間~24時間程度「重だるさ」を訴える方が一定数いらっしゃいます。

筋肉や腱の治療をすると翌朝筋肉痛のような痛みを感じる方が一定数いらっしゃいます。

これらの反応は「施術の失敗?」と言われることがありますが、それは違います。

それだけ核心に迫る治療が成されたと思ってください。

物理学を専攻されていた方ならなんとなく想像できると思いますが、「作用・反作用の法則」がお身体に起こるからです。

東洋医学を専攻している方にこの話をしたら、「それは気の流れだよ」と言われたことがありますが、すみません、東洋医学はちょっとよくわかりません。

しかし、古くからある東洋医学でも「物理的な刺激を加えるとそれ相応の反応がある」ということが知られていたということになりますね。


私は解剖生理学の専門家でもあるので、少しだけ専門的な話を致します。

例えば、筋肉に物理的な刺激を…すみません、難しいですね、、、筋肉を強く施術者の指で押したとします。

そうすると筋肉の中の細胞や小さい血管は潰されたり、場合によっては切れたりしています。

皮膚の上からは見えないのでわからないだけです。

めちゃくちゃ強く押すと内出血することが想像できすよね?

目に見えないまでも小さい内出血を起こした場合でも、そこを治そうと細胞がたくさん増殖しながら集まってきます。

その時にいわゆる「炎症」という生体反応が起きます。

炎症というとわかりづらいかもしれませんが、いわゆる腫れ、頭をぶつけたときに起きる「たんこぶ」を思い浮かべていただけるとわかりやすいかもしれません。


「炎症=たんこぶ(組織の腫れ)」


話を戻します。

組織が押されると、押された組織には傷がついたり破れたりして、そこを治そうと炎症反応が起こるということです。 炎

症が起こると炎症性の物質というのが必ず放出され、これが「痛み」となるのです。


痛みというのは「痛覚」という感覚です。

その手前の感覚が「圧覚」、

その手前が「触覚」といった具合です。


勘のいい方は気づかれましたね。 治療者が強い刺激を加えると「痛み」、それ以外だと「だるさ」「重苦しさ」「違和感」のような感覚の反応が返ってくるということです。

これらの反応は急性反応といって、

数時間~長くても72時間(丸3日間)なので、

それ以上続くようなら、施術の反応とは考えにくいです。

ただ、特に神経は修復速度が非常に遅いため、時々72時間を超えてだるさが残ることがあります。  


話を初めに戻しますが、施術後に揉み返し様の反応や体の重さ、だるさを感じることがあります。

これは異常ではないのですが、少しでも早く元に戻そうとするのであれば、水分をしっかり摂ってしっかり寝るようにしてください。

基本的に夜寝ている時に組織は修復しようとがんばってくれているので、普段よりしっかり眠れるよう努めてください。


施術を受ける翌日に旅行へ行ったり、重労働を行う予定がある場合には施術者にその旨を伝えておくとよいと思います。


いろいろ脱線しましたが、今日は施術後の反応について、そのメカニズムと簡単な対処法をお伝えしました。


後記

 このブログを書いているのは梅雨明けした翌日、つまり(2022年6月29日)です。

自由が丘の気温は37℃、横浜の気温は36℃…こんなに暑いのに自由が丘駅や横浜駅にはとても多くの方々が行き交っています。

 皆さんコロナ対策のためかマスクをしっかりつけていらっしゃいますが、今や熱中症も十分危険な病気なため、暑さ対策をしっかりしてお気をつけてお出かけください。皆さまの健康を心よりお祈り申し上げます。

 以上

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膝診る東京2021

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